2022年9月22日に放送されたカンブリア宮殿ではリクルートHDとそのCEOを勤める出木場久征氏が紹介されました!
リクルートHDはじゃらんやホットペッパービューティー、エージェント業など幅広く衣食住というテーマに関わるITサービスを展開しています
リクルートと言えば多くの起業家を輩出してることで有名なほか、週休3日制を先駆けて導入したことでも一時期話題になってましたね
創業は1960年で、「事業領域の拡大」「情報のデジタル化」「グローバリゼーション」の3つの軸で成長を遂げてきました
今では国内だけでなく、アメリカのIndeed社やGlassdoor社といった人材サービスの会社を買収して、グローバルで活躍している企業です
鹿児島の瓦屋の家に生まれて、小学生の頃から時々家の仕事を手伝って育ったそうです
しかし瓦屋をしていても家業を継ぐという発想はなかったそうです
瓦屋の父親は「何を見ても瓦1枚に換算して考えるようになっちゃって」いたそうで、ほとんどのものが高いと感じていたことから欲しいものを買ってもらえなかったそう
瓦1枚あたり110円だそうなので、たしかにそう考えるとあまり贅沢はできませんね
そんな生活に嫌気が差して、東京の大学に進学して金持ちになりたいと考えたそうです
出木場氏が大学生だった頃はちょうどネットベンチャーのはしりで、堀江貴文氏を始めとする起業家がIT業界で活躍し始めたころでした
出木場氏自身も自分でホームページを作るようなアルバイトをしたり、自分でサーバーを購入して保守運用をしながらお小遣いを稼いでいたそうです
とはいえ起業する気はなく、氷河期の中就活を見事に乗り越えてリクルートに入社しました
出木場氏は1999年にリクルートに入社して、じゃらんやHot Pepper Beautyなどのサービス拡販に尽力した後、Indeed nc.のChairmanやPresidentまで勤め上げています
最初は「3年修行したら辞める!」と言っていたものの、じゃらんのサービス拡大の仕事にどっぷりハマって気が付いたら3年なんてあっという間に過ぎていたそうです
体調を崩して入院するまでに仕事にハマっていたなんて、そりゃ成果出るよなあ
ある時、旅行サイトの市場調査でジャカルタに行った時、炎天下で赤ちゃんを抱えた女性がプロヒッチハイカーをしていたそうです
ジャカルタは1車両あたり3名以上乗っていないといけない法律があるそうで、乗車することでフィーを得るプロヒッチハイカーという仕事があったそう
どうしても気になった出木場氏は「なんでそんな仕事してるの?」と聞いたところ、女性は「そもそも他にどんな仕事があるか分からないし、差がい方が分からない」と答えました
そこで出木場氏は「人が仕事に就くということはとても大事なことで、このビジネスは凄く意義がある」と感じて、HRテックの業界に飛び込ました
Indeed Inc.を無事にリクルートグループに迎え入れ、そのCEOになって叶えたいと思ったビジョンを叶えるために尽力しました
その結果、今ではリクルートHD全体のCEOとなってグループ全体の調整役を行っています
出木場氏には以下の3つの特徴があるように感じられます
- 攻略することがとにかく好き
- 誰よりも従業員とユーザー視線
- 誰よりも理想を叶えるために動ける
攻略することがとにかく好き
出木場氏は学生の頃から問題やチャレンジを攻略することに熱中してきました
- 瓦屋の仕事の手伝いではできるだけ早く終わらせるために職人の真似をして攻略してた
- 氷河期での就活を高難易度のゲームとして攻略に熱中していた
- じゃらんの拡販にハマって気が付いたら3年で辞めるという目標を忘れてた
ストレングスファインダーで言うところの「戦略性」がかなり高いのでしょう
攻略をするためなら寝食も忘れ、腹膜炎になっても問題や課題を攻略することにひたすら熱中していく
その姿勢が今では社会課題に向いていて、ビジネスを通して世界中の人が仕事に就くために何ができるかを日々考えて行動しているんです
誰よりも従業員とユーザー視線
出木場久征氏が掲げる「ボタン一つで仕事に就ける世界」というビジョンは従業員視線でもユーザー視線でも分かりやすいものです
- ユーザーにとっては就職活動がとにかく楽になる世界
- 従業員にとっては何を目指すべきかイメージしやすいビジョン
- 誰もが理解しやすい言葉でユーザーと従業員の「不」を解決する
就職活動をする人からすると、求人探しや会社探しってとにかくめんどくさいですよね
応募までたどり着くのに履歴書や職務経歴書を作らないといけないし、会社によっては手書きで提出しないといけない
1社応募するのに1日や2日かかってしまうこともざらです
ボタン一つで仕事に就ける世界ならきっと応募から面接の調整まで、早ければ半日でできます
不便、めんどくさいといった「不」を解決してくれるものですね
そしてこのビジョンは具体的な言葉で表現されてるので、リクルートの従業員も何を目指して仕事をすれば良いのかが明確になります
たまにビジョンはカッコ良いけど、具体的に何を目指してるのかイメージしづらい会社ってありませんか?
酷いところではそのビジョンすら無くて、何を目指して仕事をすれば良いか分からず機械のように働くしかない地獄のような会社もあります
正直そんな会社、3年持てばめちゃくちゃすごいです
このビジョンは長期的な目線で従業員の「不満」「不安」を解消して安心して働ける環境を作っていると言えます
誰よりも理想を叶えるために動ける
出木場氏はいわゆる「ビジョンドリブン」であり「イシュードリブン」な人です
- 理想の姿を言語化することが得意
- 一人ひとりに合った仕事を最高のタイミングで提案できる未来も視野に入れてる
- 2021年4月にCEOに着任してからビジョンを最初に打ち出して全社の方向性を打ち出した
出木場氏はインタビューで以下のように語っています
世界中でこの規模感でこの領域に対峙しているグループは他にないと思うし、だからこそ自分たちが一番責任を持つべきだと思っている。逆に10年、20年後も「レスが来ない」「仕事が決まらない」と嘆く人が減っていなければ、それも自分たちの責任。その時たとえ「売上げがXXになった」とか言ってても…ダサくない?そうならないように、どこまでできるか分からないけど、地道に頑張ろうと思います。
https://recruit-holdings.com/ja/blog/post_155/
彼は「こう在りたい!」という想いを明確にもっているからこそ、一貫した行動を取って成果を出せるんですね
出木場氏がしていたように、あなたも自身のビジョンや得意なことを明確にする必要があります
- 出木場氏は「目の前で仕事探しに困ってた人を助けたい」「攻略するのが楽しい」と思った
- 仕事で叶えたいビジョンや好きなこと・得意なことが明確になっていた
- 学生時代のウェブサイト制作は叶えたいビジョンがなくて結局起業に至らなかった
どんな仕事でも、がんばった先に叶えたいビジョンがなければ大きな成果は出せないし頑張る気力も湧きません
かといって苦手な仕事ばかりしていても仕事がうまくいかないので、仕事では得意なことで成果を出す、というのが鉄則です
あなたは叶えたいビジョンや得意なことが明確になっていますか?
もし仕事でやりたいことや活かせる強みが分からないなら自己分析から始める必要があります
自己分析をすれば仕事で何を達成したいのか、仕事でどんな強みを活かせるのかを明確にできます
これらが明確になっていた出木場氏の活躍はカンブリア宮殿で紹介されていた通りです
逆に今、これらが明確になってないあなたは仕事で悩んでいませんか?
もし悩んでるなら、出木場氏とあなたの差は自己分析と行動量の違いです
私自身は今、昼はライスワークとして会社に勤めていてライフワークを夜のプライベートの時間に取り組んでいます
ライスワークでは自分の得意なスキルを活かしつつ、夜は自分がやりたいことに挑戦できているので仕事に対する悩みはありません
毎日快適に、充実した過ごし方ができています
そんな私も数年前に自己分析を半年以上もかけて行っていた時期がありました
本やネットの情報を参考に自己分析をしていたのですが半年かかっても全然うまくいかず、労力と時間を完全に無駄にしてしまいました
そのタイミングでキャリアコーチングを頼った結果、たった2か月で自分のやりたいことや得意なことが明確になったのでかなりおすすめです
キャリアコーチングとはマンツーマンであなたの自己分析のサポートをしてくれる存在です
自己分析に必要なワークに取り組みつつ悩んだり何をすれば良いか分からなくなった時に1対1で相談に乗ってくれることが特徴です
やりたいことについて1年間悩む代わりに、たったの2か月であなたの自己分析が終わるようサポートしてくれます
一人で自己分析をすれば自己分析が終わるのが1年後だとします
キャリアコーチングを活用すれば、1年後にはあなたが活躍できる仕事をすでにスタートできています
最短であなたに向いてる仕事に転職成功させるためにも、まずはキャリアコーチングに相談して今の状況を整理しましょう
Kumaは3年前にキャリアコーチングサービスを受けましたが、キャリアコーチングを受けた身としても以下のサービスは信用できます
いずれも無料で相談に乗ってくれるので、気軽に連絡を取ってみましょう
リクルートHDは今現在、様々な職種で採用しています
例えば、以下のような仕事で採用しているほか、グループの各事業会社でも採用をしています
詳しくはそれぞれの公式ホームページを確認してみてください