2022年9月18日に放送されたがっちりマンデーでは新幹線工場で日本で一番車両を作ってる工場が紹介されました!
がっちりマンデーでは新幹線工場で日本で一番車両を作ってる会社は日本車輌製造株式会社(以下、日本車輌製造)です
日本車輌製造は愛知県名古屋市に本社を構えてる会社で、アメリカや中国を含めて全部で13箇所に拠点を持っています
日本車輌製造は創立から125年を越える老舗車両メーカーで、新幹線の製造車両数は業界の中でTOPの会社です
鉄道車両業界のシェアでは日立製作所、川崎重工に次いで3位で、鉄道業界において大きな存在感を出しています
日本中の移動がこれほど簡単、かつ気軽にできるようになったのは新幹線が日進月歩で発達してくれたおかげです
最初の新幹線が出た1964年頃は東京から新大阪まで4時間もかかっていましたが、今では2時間半程度で到着できるようになりました
これもひとえに、新幹線の開発と製造に尽力してきたおかげですね
日本車輌製造には以下の3つの特徴があります
3つのナンバー1をもっている
日本車輌は新幹線の車両製造を軸に3つの事業を主に展開していますが、それぞれの事業で3つのナンバー1を達成しています
- N700系の開発を含め新幹線の製造量数No.1
- 民生バルクローリー製造両数No.1
- 大型杭打ち機製造台数No.1
日本車輌製造と言えば新幹線車両の製造
これはがっちりマンデーをご覧になったあなたならすでに認識していると思いますが、他の2つの事業でもナンバー1を達成しています
しかし民生バルクローリーのような、家で使うLPガスを運ぶための輸送機器は日本車輌製造の製品としてあまりイメージがないかもしれません
(出典:https://www.n-sharyo.co.jp/business/)
3つ目の事業として製造している杭打機とビルや道路、鉄道、橋梁などの大型構造物を支える既成の基礎杭を地中に設置する機械のことで、ビルや建物が安定して建っているために必要不可欠な工程です
(出典:https://www.n-sharyo.co.jp/business/)
もしかしたら建物の開発をしている工事現場を通りかかる時に目にしたことがあるかもしれません
技術と人への投資が一番大事
新幹線という精密機械を作る会社なだけあって、日本車輌製造は技術と技術を扱う人への投資は惜しみないです
- 一番売上比率が高い新幹線製造工場のある豊川製作所に技術員数を1244人も配置
- 他の工場はそれぞれ鳴海が376人、衣浦が234人
- 車輌製造や機械製造に関わる特許を全部で884件も保有
創立から一貫して鉄道車両を製造してきただけあって、車輌製造に関する技術は他の企業にも負けません
鉄道業界においてTOP3の会社と車輌製造に係る特許数はそれぞれ以下のとおりです
- 日立製作所 185件
- 川崎重工 174件
- 日本車輌製造 183件
特許だけで言えば車両業界のトップランナーの日立製作所とほぼ同じです
歴史の分だけ技術力を磨いてきたからこそ、新幹線車両製造においてナンバーワンになれたんです
JR東海のグループ会社
日本車輌製造はJR東海のグループ会社で、昔から新幹線の技術が育ちやすいポジションにいました
- 最初の新幹線は東京と新大阪間、作られた理由は東海道本線の線路容量がひっ迫してたから
- 東京と新大阪の区間はJR東海の管轄
- 資本力も技術を発揮する場所も大いにあるから安定して会社と製造技術が成長
技術力が発達する上で必要な条件はいろいろありますが、技術開発の最終的な壁である「実用化」という部分は特にハードルになりやすいそうです
JR東海のグループ会社だということは、充実したテスト環境があるということ
PDCAをしっかり回して車輌製造の改善を実施していけたからこそ、着実に新幹線車輌製造でナンバーワンになれたんですね
(出典:https://www.n-sharyo.co.jp/business/tekko/bridge/pro_roadbridge.htm)
新幹線や鉄道車両に目が行きがちになりますが、日本車輌製造の製品は以下のような場所でも使われています
- 住宅やビルを建てる時の基礎工事の現場
- レインボーブリッジや明石海峡大橋も日本車輛製造が作った
- 鉄道のガソリンタンク車やガス用コンテナ
レインボーブリッジも日本車輛製造が作ってるなんて、びっくりしました
新幹線だけでなく、橋やガソリン・ガス輸送に必要な輸送機器も製造しているので私たちの生活インフラをいかに支えてるのかよく分かりますね
日本車輌製造は新卒・中途ともに採用しています
新卒は事務系と技術系の合計で100人近くの人を採用しているので、かなり新卒採用に力を入れてますね
中途採用については以下の職種で採用をしていますが、大々的に採用をしているわけではありませんね
経験を活かして入社できそうなポジションがあったら思い切って応募してみるのがおすすめです
日本車輛製造のような技術力の高い会社に入りたいなら、エージェントに相談して「日本車輛製造のような技術力の高い会社で働きたいです」と伝えてみましょう
そうすればエージェントはあなたがどんな会社に興味を持っているのかが理解できるので、日本車輛製造以外で技術力に定評のある会社を提案してくれます
自分でネットで調べながらひとつひとつ応募していくのも良いですが、仕事をしながら転職先を一から調べるなんて、正直めんどくさいしコスパが悪いです
私は元エージェントですが求人調査はよく転職希望者からお願いされてました
気兼ねなく、求人の提案をお願いしてみましょう
以下の記事では元エージェントとしておすすめな記事をいくつかピックアップしているので、参考にしてみてください