- 手取り20万。ボーナス手取り27万×年2回。期待値ない。
- 仮に冬のボーナスが増えたとしても政府の天引きが多過ぎて手取り減収なんだよね!
- 先日公務員の友人と飲んだ時の話ですが、手取り17万でボーナスも30万くらいで安定はしているけどかなり給与が少ないとのことでした。
ボーナスって会社や業界によっては非常に低くて絶望してる人が一定数います
私も新卒入社した会社で1年目の冬にもらったボーナスが手取り35万円だったのに、転職先の2年目のボーナスが手取り5万円でショックを受けた記憶があります
今回は世間一般におけるボーナスの平均額やボーナスの仕組み、手取り額の産出方法をご紹介します
この記事を読めばあなたが支給されたボーナスをさらに増やす方法が分かるので、ぜひ最後まで読んでください
ここではボーナスの平均支給額をご紹介します
全体のボーナス平均額はもちろん、あなたの同期と比べてあなたのボーナス支給額が多いのか少ないのか、大手企業と中所企業の違いが分かるでしょう
全体のボーナス平均
2021年の支給平均額は年間平均100.2万円でした
この数字はdodaが正社員として働く22歳~59歳までのサラリーマン15,000人に取ったアンケートからの数字で、
夏と冬のボーナス平均支給額はそれぞれ47万円と48.5円で、ボーナス支給額が減ったという人は35.1%、増えたという人は22%まで上ったようです
(https://news.yahoo.co.jp/articles/e949c48ecfb40ed89468540cad6b97fe019952de)
年齢別ボーナス平均
20代と50代のボーナスを比較すれば平均支給額は全然違いますが、だいたい月収の1.5ヶ月分が平均で支払われています
20代における1回のボーナス平均支給額は30万円前後です
業界や職種によって大きく違うのであまり一概には言えない様子
人や所属している会社によって5万円程度のボーナス支給額から、人によっては100万円以上受け取っている人もいます
例えば私が働いていたWeb系の会社ではボーナス支給額が5万円や10万円であることはザラでした
一方でメーカーで働いてる今だと、1回だけで手取り40万円程度支給されています
働き始める人が多い20代から何十万円ものボーナス支給額の格差があることが分かりますね
40代から50代になると、ボーナスの平均支給額は平均67万円と20代の平均より高くなっています
50代の平均年収が45万円と言われているので、月収換算するとボーナスが67万円でも月給の1.5ヶ月分
実際に計算してみると納得のいく金額ですね
企業規模別ボーナス平均
大規模な会社で支給されるボーナスは中小規模のそれより金額が圧倒的に高いです
私が大手企業から中小規模の会社に転職をした時は、ボーナス支給額は35万円から7万円に減りました
ボーナスの支給額は企業規模と稼げる売上額、利益額に大きく依存していると考えておきましょう
2021年夏における大企業でのボーナス平均手取り額は84万1,150円でした
(参考:https://www.nomura.co.jp/el_borde/article/0002/)
大企業の定義は「資本金が10億円、かつ1,000人以上の労働組合員が所属する企業」として知られています
動くお金が大きいとそれだけ収益力も上がるため、ボーナスとして支払われる金額も増加する傾向にあります
業界によっても利益率は変わりますが、金融や建築業、IT業は特に利益が上がりやすく、多い企業だと年間で平均469万円のボーナスが支給される事もあるようです
中小企業でのボーナス平均支給手取り額はおよそ20万円
月給換算すると1か月分ももらえません
中小企業は大企業ほど大きなお金が動きづらく、ボーナス支給額が低くなる傾向にあります
一部でIT企業や建設業で大きな利益を生み出せるビジネスがあるのは確か
しかしあくまでもそれらは少数で、多くの中小企業では「ボーナスが支払われるだけマシ」なことがほとんど
私が所属していた会社では半年に1回、手取り額が5万円のボーナスを受け取っていました
トップ営業マンでも、売り上げをかなり出していたにも関わらず手取り額が20万円強という数字で、切ない表情をしていました
頑張った分だけボーナスの金額に反映してほしいと考えるなら、ボーナスがしっかり支給される会社や業界に移る必要があります
国家公務員のボーナス平均は65万円、地方公務員のボーナスは50万円です
公務員は民間企業(主に大手企業)が1年前に出したボーナス支給実績をもとにボーナスの支給額を決めています
そのためボーナス支給額自体が中小企業よりも高い傾向にあるんです
ちなみに、厳密に言うと公務員にボーナスという名目はなく、勤勉手当と期末手当という2つの支給項目があるそうです
勤勉手当とは勤務成績に対する評価で決められる賞与であることに対して、期末手当というのは基準日での給与金額や手当、出勤日数をベースに支給金額が決まる賞与です
この支給方式は国によって直接決められているもので、これに基づいて民間企業で言うところのボーナスが支給される仕組みなんです
新卒のボーナス平均額と手取り平均
新入社員のボーナスは、夏の寸志平均支給額は大卒で9万1,117円、高卒で7万3,276円、冬ボーナス平均支給額は月給約2か月分のことが多いです
月給が20万円なら、ボーナス支給額が40万円という人が多いということです
(参考:https://www.e-sanro.net/research/research_jinji/chinginseido/shoninkyu/pr2007-3.html)
ボーナスというのは、一つ前の期に対する評価として一時金を支給してくれるもの
そのため新卒で入社したばかりの社員であれば、入社した年の夏は特にボーナスが支給されないか、寸志という形で一定の金額が支給されるケースが多いようです
入社した年の冬であれば8割や満額のボーナスを受け取れる会社も多いようなので、冬のボーナスは楽しみにしていて良いかもしれません
ちなみに筆者は入社した年の夏のボーナスで10万円強、冬のボーナスでは手取りで35万円を受け取りました
こう思うと11か月で退職した1社目のボーナス支給額は良かったなと振り返って感じます
せっかくボーナスをもらうなら、今後あなたのボーナスを増やすために使ったり仕事のモチベーションを作るために使うのがベスト
例えば、以下のような使い方↓
- 自己投資で将来の給料アップの準備をする
- 自分へのご褒美
- 親孝行する
私は初めてもらったボーナスで何に使おうか悩む前に旅行や飲みに使いました
いつもはいけないバーに行ったり、年末の旅行で普段は泊まれない宿に泊まったりして楽しい経験は得られました
「次はもうちょっと良い場所に泊まれたら良いな」なんて思いながら、自分がより活躍できそうな会社に転職しようとしてたことを覚えています
自己投資をして〇〇アップ
スキルを身に付けたりややりたい事を探したりするなど、自己投資をして将来の年収・ボーナスアップを目指せます
今回のあなたのボーナスは、満足のいく金額をもらえましたか?
年功序列の会社ならあなたの年収やボーナスは毎年少しずつ上がっていきます
しかしベンチャーやスタートアップで働いたり転職でキャリアアップを目指したりする場合は、そうもいきません
仕事で成果を出せないと転職でキャリアアップの転職はできないし、成果がない状態で転職すれば年収ダウンだってあり得ます
「生活できるから」「今が楽しいから」なんて理由でスキルアップや自己分析などの自己投資を惜しんでると、5年後には悲しい現実が待っています
学生時代に一緒にふざけ合ってた友達との差は開き、あなたは5年後でも2,000円や3,000円で飲める居酒屋にしか行けません
そのころには、あなたの友達は順当に出世を重ねて年収1,000万円だって叶えているはず
その差は、一見するとあまりにも大きすぎて埋められないように感じるかもしれません
けど今からなら、まだ間に合います
今の仕事で活かせるスキルを身に付けたり、あなたが本当にやりたいことや向いてる仕事を探すなどの自己投資を今から始めればキャリアアップのチャンスを自分がから作れます
プログラミングスキルを身に付けて今の仕事と掛け合わせれば仕事を効率化したりITコンサルタントなんて仕事への道が開けるかもしれません
マーケティングを身に付ければあなたが動かなくても売れる仕組みを作るだけで、自然と商品やサービスが売れるようになるかもしれない
今の仕事の延長線上では考えられなかったような仕事へのチャンスが広がるんです
とはいえ、まだ何をやりたいのか決まってない人がほとんど
そんな場合はまず自己分析をしてやりたいことをはっきるさせるところから始めましょう
少し前までは「会社から与えられた仕事をひたすらがんばれば道は開ける!」という根性論で仕事する人が多かったです
しかし、その結果どうでしょう
武田薬品という大手の製薬会社ではリストラで解雇される人は2,000人を越えたし、東芝の事業は次々売却されて、東芝の看板がはずれた会社が多いこと
がむしゃらに目の前の仕事をした結果報われない人がとにかく多い
事業によっては赤字まっしぐらで給料は毎年減るしボーナスはカットされる
自分の生活のみならず、家族の生活だって思い通りにいかなくなるんです
それなら会社の仕事を頑張りつつ、自分で実績やキャリアを積み上げて会社を頬り出された時でも生き延びられるように準備した方がはるかに安全
Kumaも目の前の仕事をがむしゃらに頑張ってたらクビにされたし、何が起きるか分からないぞ・・・
だからこそ、まずはどの仕事でキャリアを積み上げていくのかを決めましょう
キャリアの軸を「会社」から「職能」に置いて実績を積めば、1つの会社でうまくいかなくても他の会社で働き口が簡単に見つかります
いろんな自己分析の方法がありますが、個人的にはキャリアコーチングが一番おすすめ
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将来的にやりたいことも定まってきたので、そこに向かって1つずつ積み上げていくのみ
あなたは何を仕事やキャリアの軸にしようと考えていますか?
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自分へのご褒美
ボーナスを手にしたらば、あなた自身へのご褒美も忘れてはいけません
「え、有意義な使い方の紹介じゃないの?」と思う方もいるかもしれません
しかし、自分へのご褒美は、明日もあなた自身が頑張れるように補充するべき、必要な栄養素なんです
今だからこそできる友人との思い出作りや欲しかった時計など、あなたの気持ちを充実させるものにお金を使うことも、また有意義な使い方なんです
親孝行をする
支給された30万円のうち、5万円くらいの予算で親孝行をするのもアリです
家族を旅行に連れて行ったり食事に連れて行ったりすれば、きっとあなたの親は喜びます
普段、親に対してお礼を言う機会ってあまり無いんじゃないでしょうか?
いざお礼を言おうとしても、なんだかむず痒い気持ちになって結局ごまかす、なんて事も多いはずです
言葉で俺を言えるのがもちろんベストですが、「ちょっとボーナス入ったし温泉でも行かない?お金は出すから」なんて一言が言えると、親との関係も良好に維持できるでしょう
今回のボーナス支給平均額を見て「え、自分こんなに頑張ってるのにボーナス鼻くそじゃない?」と思ったら働く会社を変えることを検討しましょう
ボーナス支給額の高い安いは、会社の規模や業界で決まります
もしあなたの会社がボーナスや給料が安くなりやすい業界や会社なら、どんなに頑張っても高いボーナスを得られません
目標に対して150%や200%の成績を出してもボーナス支給額は額面で25万円だし、会社の経営状況が悪いと5万円しか支給されません
このまま今の会社で頑張っても、給与面で努力が報われることはない・・・
それなら今の会社で得られる経験やスキルを活かして、もっと給料が良くなる会社や業界に転職することを検討したくなりませんか?
そうすれば頑張った分だけ報酬はもらえるし、そうなれば行きたかった海外旅行や欲しかった時計やアクセサリーを買うことだってできます
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別に今すぐに転職をする必要はありません
むしろ焦って今からすぐに転職活動をすると、間違って給料の安い微妙な会社に転職するリスクだってあります
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ボーナスとは、企業が利益を挙げた時に、従業員に利益を還元する為に支払われる「一時金」です
語源はラテン語で「よい」という意味を持つ「ボヌス」という言葉で、成功と収穫の神「Bonus Eventus(ボヌス・エヴェントゥス)」が由来の言葉です
「ボヌス」が少しずつ変形して、英語で言うところの「bonus(ボーナス)」になりました
日本で賞与というものを一番最初に取り入れたのは三菱財閥のスタートである三菱商会だそうです
多くの会社では以下のいずれかの計算式でボーナス金額を決めているはずです
- 経常利益(営業利益+営業外収益-営業外費用)
- 営業利益(売上総利益-販売管理費および一般管理費)
つまり、基本的には「どれくらい売り上げや利益を作ることができたのか」という部分にボーナスの金額は依存していると言っても過言ではありません
会社によって就業規則や労働協約、労働契約で細かくボーナスの支払額について規定しているはずです
気になる方は「賃金規定」という項目を探してみると良いでしょう
ボーナスの支給額面と実際の手取り額は別のものです
一般的に「今年のボーナス平均支給額は~」とニュースに流れている金額はあくまでも「ボーナスの支給額」で、「実際に手にする金額」とは違うんです
ボーナスの支給額は会社から支給されるボーナスの金額で、実際にそのお金を受け取る前に厚生年金や社会保障など、税金を払わないといけません
あなたが実際に月々の給料やボーナスのお金を受け取る時には税金を差し引いてお金を渡されます
実際に税金などのお金を差し引いて受け取るお金が、ボーナスの手取り額なんです
一般的にボーナスの金額を表記する時、多くの場合では「月給〇か月分」と表記されていることでしょう
あなたの会社がボーナス支給平均額が月給2か月分で月給額面が30万円の場合、「30万円×2か月=60万円」があなたのボーナス支給額になります
手取り額というのはその60万円という額面から社会保障や税金を引いた額です
もしこれからボーナスをもらう場合、想定のボーナス手取り額を知りたい場合は以下のリンクからボーナス支給額のシミュレーションをすると良いでしょう
ボーナスをもらえる会社が得!と一概に言えないのが難しいところですが、ボーナスをもえらえるなrあそれに越したことはありません
もちろん、ボーナスによって年間での給与支給額が高くなる、というメリットはあります
しかし、ボーナスが無い企業で働く場合、以下のメリットを教授できる可能性があります
固定給がボーナスのある会社より高くなる
ボーナスカットのリスクが少ない
例えば、私が所属していた3社目でボーナスなしの会社での年収は、2社目でボーナスがあった会社よりも高い給与を受け取っていました
月収が高い事で月々の出費に対する支払に余裕が生まれるので、生活が幾分かしやすかった感覚があります
また、2社目でのボーナス支給は概ね月給1か月分と聞いていたにも関わらず、業績や景気が悪いとボーナスをカットされ、月給1か月分の1/5しか支給されませんでした
ボーナス支給はまとまったお金を一度に受け取れる反面、カットされる可能性もあるため、受け取る給与が一気に下がる可能性も秘めているんです
ボーナスが安い会社で働き続けると、どんなに頑張ってもあなたの努力が完全に返ってくることはありません
通常は月給をベースにあなたの成果や頑張りに対してボーナスがプラスアルファで支払われます
40万円や50万円を1回のボーナスで支払われることなんてザラにあります
しかし、どんなに頑張って目標を150%達成してもボーナス25万円しか支給されない会社もあります
そんな会社でどんなに頑張ってもあなたの頑張りは報われず、仕事を頑張ろうという気持ちを失ってしまいます
そうなると本格的にボーナスアップどころか給料アップも難しくなり、キャリアや人生が詰みます
ボーナスの金額を上げたい、もしくは給料のベースアップを図りたいなら転職してキャリアップするのが最短ルート
そもそもボーナス金額が安くなるのは、以下のいずれかが原因です
- 仕事で成果をまだ出せていない
- 今の会社の問題はボーナスや給料アップに努力が反映されないこと
もしまだ入社して間もないなら、ボーナスが安いのは仕方ありません
とはいえ半年から1年もすれば今の仕事があなたに向いてるのか分かるもの
もし今の仕事が向いてなくて成果を出せない、どんなに頑張っても努力がボーナスや給料として反映されないなら転職も選択肢の1つ
転職してもっと合う会社に入れば今の仕事と同じだけ努力すれば成果は挙がるのでボーナスの払いも高くなります
そもそも給料やボーナス支給額が高い会社に入れれば、あなたの努力は報われやすいんです
毎日お客さん先に通ったり、22時や23時まで資料や提案内容を考えたり、繁忙期には朝から晩まで業務に追われたり
そんな努力が少しでも高く買ってくれる会社があるなら、話だけでも聞いてみたくないですか?
私自身、2社目で働いていた頃より労働時間は少ないですがボーナスだけでも2倍以上もらってます
会社選びや業界選びって大事・・・ということがとにかく身に染みてます
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