- 入社して1ヶ月経って、早速仕事でミスした・・・
- 入社して初めてそこそこデカいミスして早速明日仕事行きたくない
入社したてだと仕事に慣れるまで時間がかかって、どうしてもミスをしてしまいますよね
厳しい上司だとめちゃくちゃ怒られて次の日から会社にいきたくなくなるし、怒られなかったらそれはそれで怖い、なんてこともあると思います。
Kumaは仕事の失敗談をたくさん持っていて、元々いた会社の人と飲むとKuma自身の失敗談をネタにされることが多いです。
結論、新人と言われてる間はミスをするのは仕方ないので、むしろどんどんチャレンジしていくことが大事です。
今回の記事ではKumaが実際にした失敗と失敗して後に挽回する方法を解説します。今の仕事でミスをしてしまって落ち込んでる方、今の仕事が向いてるのか不安になっている方は最後まで読んでみてください。

まずはKumaが新人時代、または転職して数か月以内で起こした代表的なミスは以下の4つです。
Kumaはこれまで営業の仕事しか経験していないので、
- アポの時間を1日間違えた
- 誤字を修正しないままお客さんに提出
- 緊張しすぎてお客さんの前で黙り込んだ
- 定期面談を適当にこなしてたらサービス解約された
アポの時間を1日間違えた
何回か、アポの時間や日にちを間違えてしまったことがあります。
新しく入った会社でまだ慣れてない頃に、先輩に同行してもらってクライアントと定期面談をしていた頃です。
基本的なコミュニケーションはKumaが自分で取って、難しい質問などに対しては先輩にサポートをしてもらう位置づけだったので、半年から1年程度は先輩との同行訪問が続いていたんです。
一人でアポの日時を間違えるだけなら良いのですが、先輩と同行の時に日時のミス。先輩の時間を移動を含めて2時間程度ロスしてしまいました。
たまたまその時は特に怒られることもなかったのですが、厳しい先輩や忙しい上司だと1分が大事なことも多々あるので、基本的にはメールで訪問日時を確認するようになりました。
誤字を修正しないままお客さんに提出
特に2社目では、お客さんに見せる資料に誤字脱字がある状態でよく提出していました。
Web系の会社にいた時はパワポ資料を使った提案をよくしていました。お客さんや提案内容が変わるたびに書き換えが必要だったのですが、資料作りはどうしても人の手作業。打ち間違いや見落としはよくあることです。
普通であればミスがあることを想定して2回、3回と読み返してミスを潰しますよね。しかし当時のKumaは資料が出来上がったらそのまま印刷、資料を閉じてクライアントに渡していました。
こうなってしまった原因は2つありました。まず資料作りのスキルが圧倒的に低くて、資料作りに時間がかかりすぎた結果、訪問直前に資料を完成させていたこと。
つまり、見直す時間がそもそも作れていなかったんです。
もう一つの原因は、見直し自体が死ぬほど苦手だったことです。細かい作業がもともと大の苦手で、ごく普通の事務作業をしているとイライラすることは日常茶飯事。
仕事ができないくせにいっちょ前に事務作業でイライラするので、感情を隠すことで精一杯でした。
結局、資料作り自体は慣れていくしかなく、時間が経つにつれて資料作りは資料の誤字脱字は少しずつ減っていきましたが、完全になくなることはなく今日まできています。一応「誤字脱字ファインダー」的なWebソフトを使ってチェックできるようにはしています。
最近は資料を作ることがなくなったので、この手のミスは事実上なくなりましたね・・・
緊張しすぎてお客さんの前で黙り込んだ
Kumaは非常に緊張しやすく、人を前に話すことがもともと大の苦手でした。社会人になっても克服できていない時、緊張しすぎてお客さんの前で黙り込んでしまったことがあります。
月に一度の定期面談の際、先輩に同行してもらっていた時なのですが、話してる相手は大手企業の役員の方々6名。飲食系だったのですが、雰囲気と圧が非常に強く、Kumaは死ぬほどビビり倒していました。怖すぎて、前日の夜から定期訪問が憂鬱だったほど・・・
最初の方はどもりながらも定期報告をしていて、わかる範囲の質問には答えていました。
しかしある時、緊張のあまり自分が話していた部分を資料上でも見失ってしまい、あたふた紙だけをめくっている時間が1分ほど続きました。その間、だんまりです。
1分と聞くと「まあまあ、そんなもんか」と思う人もいるかもしれません。しかし、面談で1分間もの沈黙は、一言でいうと「やばい」です。役員6人も相手にして、1分のだんまりはヤバいです。
結局その場は先輩が報告を続けてくれて、その面談は散々なものになりました。
営業として、お客さんを前にして黙るのは一番やってはいけないことです。考えている時ならまだしも、報告の途中で黙るのはまずいです。
結局、こればかりは場数で、お客さんとの面談を3年、4年としていくうちに少しずつ慣れてきました。
後日談として、提供していたサービス上、緊急対応というものがありました。最悪休みの日でも、お客さん対応が発生するものです。
その緊急対応で対応を間違えてしまい、お客さんの質問に対して適当な返答をしてしまいました。お客さんと言えど、相手は仕事のプロ。新人の適当な返答なんて、すぐに見破られます。
結局、そのお客さん担当は外されて、出禁を言い渡されました。正直、苦手な人々ばかり相手にしないといけなかったので、心の荷が下りた気分でした。
定期面談を適当にこなしてたらサービス解約された
提供していたサービスのために月に一度定期訪問をしていたのですが、仲良くなったお客さんとの面談を適当にこなしていた結果、サービスを解約されました。
そのお客さんは担当者がかなり良い人で、ちょっとオタクっぽい人でした。私自身もTwitterやアニメが好きだったこともあり、不思議と会話の店舗が合う方だったので自然と仕事以外の話がはずむようになりました。
お客さんと仲良くなっていると、サービスが解約されづらいのは事実。しかしそれは、担当者が決裁者でもある場合です。
担当者はただサービスの管理と対応をしていただけで、報告内容はその担当者によって社長に流れていました。
そんな中、担当者と仕事に関係ない話をしている間に同業他社により高コスパの提案をされてしまったんです。私が知ったのは、お客さんが全て社内で相談して、解約が決まった時でした。
しかも、契約内容はほぼ同じ内容で、金額が若干自社のものより安かったんです。
言うまでもなく、上司は大激怒しました。その後に再提案をしたものの、すでに他社への乗り換えが決まって書類手続き中ということを理由に断られ、宣言通り解約されました。
その後はなんとか解約されないように付加価値提案や報告などを意識していましたが、途中で商材が変わったことにより営業の仕方も変わりました。
訪問はお客さんと接することができる、数少ないチャンスです。今回はどんな情報を持っていけるか?ということを考えながら準備をしないといけない、ということを学びました。

低レベルなミスをしたらクビになる、ということはありません。
大前提、会社が新人や新入社員に重要な仕事を任せるケースはほとんどないので、失敗しても会社や事業に致命的なダメージを与えることはありません。
むしろ、会社によっては「ミスをしてない=チャレンジしてない」という見られ方をします。
新しいことに挑戦して経験値を積んでほしいと思ってる会社は、新入社員の行動量を重視する傾向にあり、失敗に対して寛容なので、安心して行動していきましょう。
とはいえ、同じミスを繰り返したり、慎重に仕事を進めれば防げるようなミスばかりしてしまうと、社内の評判は下がってしまいます。
一部の外資系企業は、重ねるミスによって仕事への向き不向きを判断することもあり、クビとまで行かなくても転職を促されたりします。
まずは仕事を覚えるためにチャレンジと行動を続けて、それでもミスが続くようであればもっと向いてる仕事を探すのが賢明です。

新入社員がミスをしても、本来は大きな問題になりません。その理由は以下の3つです。
- 新人がミスをしても先輩たちがカバーできるから
- 会社はあなたに失敗を通して成長してほしいと思ってるから
- 先輩とのチームワークで難関を乗り越えられるから
新人がミスをしても先輩たちがカバーできるから
新人や新入社員は、まずミスをしても先輩たちがカバーできる程度の仕事から始めます。仮にあなたがミスをしてもチームの数字や成績に直結することはなく、先輩たちがカバーできることがほとんどです。
当然ですが、仕事の経験が浅い人に社運を分けるような大仕事は、会社や仕事の経験が長いベテランや経験者がするもの。
ベテランや経験者の方が仕事の進め方やイレギュラー対応を熟知していて、思い通りに仕事が進まなくても結果を出せる可能性が高いからです。
基本的に、新人は社運を分けるような大仕事を振られることはないので、ミスで迷惑をかけることを気にしすぎてはいけません。まずは仕事に慣れて経験を積むところから始めることになります。
Kumaが転職したての頃は、どの会社でも上司や先輩というセーフティーネットが張られていました。分からないところ、迷ったところは相談しながら対応することで事なきを得ていました。
時には1人で突っ走って失敗したり白い目で見られることもありましたが、会社に死ぬほど大きな損害を出したことはないはずです。
新人や新入社員は、失敗しても先輩や上司がリカバリーできる仕事から触るので、失敗を恐れる心配はありません。
会社はあなたに失敗を通して成長してほしいと思ってるから
会社はあなたが失敗しながら成長していくことを想定しているので、失敗することを恐れる必要はありません。
同じミスを繰り返す、先輩や上司の話を聞かずに仕事をするなど、怒られる失敗はもちろんあります。その手のミスは早急に直さないとやる気を疑われるので、行動を修正しましょう。
一方、新たな挑戦をして失敗した場合、指摘や注意、改善策などの提案などを受けることはあっても、理不尽に怒られることは基本的にありません。
例えばイレギュラーな対応、理不尽なお客さんの対応をする場合は、あなた一人でどうしようもないことが多いはず。そんな場面で失敗をしない方が、不思議な話です。
あなたが様々な場面やケースえ最高の対応ができるまで、時間がかかります。会社も、それは理解しています。焦らず、できることを一つ一つ仕事を進めていきましょう。
先輩とのチームワークで難関を乗り越えられるから
対応が難しい場面、通常とは別の手順や業務が発生した時には先輩や上司の力が必要です。たいていの状況は、先輩や上司がいれば対応できるし、そうすることで帰属意識が高まります。
仕事を始めて日が浅いと、どうしても先輩や上司との距離感が遠いと感じますよね。困った時の相談は恐る恐るするし、どこまで相談して良いか悩むこともあるはず。
しかし、一度上司や先輩と難しいお客さんや状況の対応を乗り越えた時、あなたと上司・先輩との間に絆と信頼が生まれます。「一緒にあの状況を乗り越えられたし、チームだったら大丈夫」という安心感を得られるんです。
こうなると、会社側としてもあなたは頼れる存在になるし、昇給・昇進の対象にもなりやすいです。
会社としても、困難にあたった時に諦めるのではなく、チームで困難を乗り越えてくれる社員を育てたいんです。そのためなら、多少の失敗にも目をつむってくれます。

新人がミスを繰り返す理由はいくつか考えられますが、典型的な理由として挙げられるのは以下の3つです。
- 仕事に対する理解不足
- コミュニケーション不足
- ストレスやプレッシャー
仕事に対する理解不足
新人は担当する仕事や業務の経験が浅く、業務内容やプロセスを十分に理解していないことが、ミスの原因となることがあります。
一度の説明で仕事を覚えられることが理想ですが、そうもいかないのが現実です。手戻りは残るし、言ったことを片っ端から忘れることもあるかもしれません。
新しいことを覚えるには根気と場数が必須です。入社して日が浅いうちは、場数がどうしても足りないんです。
対策としては、以下の3つのことが挙げられます
- 教えてもらったことに対して理解できたことを復唱する
- マニュアルがある場合はできるだけ精読し、分からない部分は先輩や上司に質問・確認する
- 仕事を工程ごとに分割して、各工程が終わった段階で報告を入れる
仕事を覚えきれずミスを防げないのであれば、傷口が一番小さい段階で助けてもらうのがベストです。傷口が広がってミスの影響が出る前に、上司や先輩にリカバリーを図ってもらいましょう。
コミュニケーション不足
新人が上司や同僚とのコミュニケーションが不十分で、指示やフィードバックがうまく伝わっていない場合、ミスを繰り返すことがあります。
仕事を教えてくれる上司や先輩はあなたに仕事を教えることがメインの仕事ではありません。営業であれば営業、人事であれば人事の仕事をした上で、あなたに仕事を教えています。
忙しさのあまり、そして指導した経験が少ないあまり、気が付いたらコミュニケーションをおろそかにしているケースがあります。
そんな場合、あなたが取れる対策は以下の通りです。
- 定期ミーティングや1対1の面談を依頼して、意思疎通やフィードバックの機会を増やす
- 気になったことはすぐに質問して解消し、コミュニケーションのタッチポイントを増やす
- 情報共有してもらえる先輩や上司とのコネクションを自分で増やす
これらの対策をすることで、あなた自身が理解できていることと分かっていないことを、上司や先輩に理解してもらしてもらいやすくなります。結果的にミスを減らせるようになるので、できることから試してみましょう。
ストレスやプレッシャー:
新人は業務に対するプレッシャーやストレスが大きく、ミスを恐れるあまり、かえってミスを繰り返してしまうことがあります。
社会人になって仕事をしていると、見たこともない数字を取り扱ったり、小さなミスでも怒鳴られたりして驚いたり戸惑ったりすることが多いですよね。
扱う数字や業務内容、環境によってはストレスやプレッシャーが強く、精神的に耐えられないケースも多々あります。
そんな場合は、以下のような対策を取るのがおすすめです
- できることとできないことを整理して、頑張ったらできそうな仕事の完遂を目標にする
- 仕事のフィードバックでできた部分とできなかった部分をクリアにしてもらう
- 趣味や友達・仲間との交流などで気持ちをリセットする
大前提、精神的に追い込まれすぎない程度の目標設定がマストです。とはいえストレッチされた目標を達成するには、多少のストレスやプレッシャーが付き物。
だからこそ、疲れた時にいつでもリフレッシュできるよう、リフレッシュ方法を自分の中で設定しておきましょう。

仕事で失敗したら、以下のような方法で気持ちを切り替えて、次の日からまた仕事に取り組むのがおすすめです。
落ち込んだ時に無理やり仕事をしても集中できないので気持ちの切り替えが重要です。
- 友達や仲間と飲みに行く
- 失敗した夜はリフレッシュする
- 早く寝る
友達や仲間と飲みに行くなどして
仕事で失敗した時に友達や仲間と飲みに行くことで、気持ちをリフレッシュできます。
あなたの友達や仲間も、仕事をしていく上であなたと同じ悩みを抱えていたり、抱えた経験を持っているはずです。仕事に慣れないうちは分からないことが多く、心細い思いをしてきた人がほとんど。
ネガティブな話ばかりしてしまうとめんどくさい人になってしまいますが、「まだ仕事に慣れない」「覚えることが多くてしんどい」「あんなに怒らなくても良くない?!」程度の事であれば、酒の良いつまみになります。
Kumaが新入社員だった時は、毎週火曜日に友人と飲むことが恒例になっていました。週末があればリフレッシュできる一方、5日間の平日を飲み会なしでは乗り切れなかったのが、本音です・・・
失敗した夜はリフレッシュする
飲みにいかないまでも、失敗をして落ち込んだ時は気持ちをリフレッシュすることで精神面を整えられます。
Kumaはサウナや銭湯が好きなので、落ち込んだり疲れたりした夜は、サウナや銭湯でのんびり過ごすことにしています。そうすると不思議と気持ちが軽くなり、次の日の仕事も集中しやすくなります。
気持ちが落ち込んだまま次の日を迎えたこともありますが、正直仕事に身が入らず、朝10:00から「早く帰りたい・・・」なんて思っていました。当然、仕事もあまり進まず一日を終えてしまいました。
仕事が進まないと、次の日、さらに次の日の自分が苦しくなるだけです。気持ちをリフレッシュさせて、さっさと仕事を終わらせるのが自分のためになるので、定期的に気持ちをリフレッシュさせましょう。
早く寝る
仕事でミスをしたり怒られたりした日は、気持ちが疲れて家に帰りますよね。そういう時は素直に早く寝て、身も体も休めましょう。
Kumaは一時期、疲れた時こそ楽しもう!と思って深夜まで深酒をしながらアニメを見ていた時代がありました。確かに気持ちが楽だし、仕事のことも忘れられます。しかし翌日起きると身体はだるいし、気持ちは仕事に全然向かいません。
その結果、次の日は仕事に集中できず、さらにミスを連発して怒られる、という負の連鎖に陥りました。
逆に疲れた日こそ早く寝て次の日を迎えた結果、仕事に集中して取り組めました。ミスは起こさないし、効率的に仕事を進められるので、結果的に嫌な気持ちにならずに済みました。
ミスが続いてるのであれば、早めに寝て身も体も早めに休めることがおすすめです。

いざ仕事で失敗してしまった場合、以下の3つの行動を取ることで未来のミスを防げるし、上司や先輩との関係を良好に維持できます。
- まずは失敗した相手に謝る
- 影響範囲や修正方法を上司に報告・提案する
- 自分の強みを分析して活かす方法を考える
まずは失敗した相手に謝る
失敗をしたら、まずは謝る。すでに理解しているかもしれませんが、これは仕事をする上で基本です。
一見「当たり前じゃん」と思うことかもしれませんが、意外と謝らない人もそれなりにいます。「理由があってその行動を取ったんだ。その上で失敗したんだから仕方ないじゃないか」と考えてしまうかもしれません。
Kumaも過去に失敗した時に謝らなかったことがあります。明らかに周りを不快にさせてしまっていたし、自分でも自分の不機嫌さを当たり散らしていたと、自分で振り返って感じます。
結局、上司に死ぬほど怒鳴られて怒られましたし、結局謝ることになりました。が、謝って次からのアクションを伝えた結果、後腐れなく上司との良好な関係を維持できました。
謝って行動を改めれば、少しずつ上司や先輩との信頼関係を築いていけます。逆に、謝罪が一言もない人は、一生信頼関係を作れません。
間違えたり、ミスをしてしまったりしたら、まずは謝罪することを覚えておきましょう。
影響範囲や修正方法を上司に報告・提案する
失敗をしたら、分かる範囲であなたのミスの影響範囲と修正方法を上司・先輩に報告、提案しましょう。
ミスって謝罪をした後は、改善プランを立てることでミスを防げるようになります。改善プラン・行動で本当にミスを防げるのか?ということを確かめるために、ミスの影響範囲を理解しておくことが必要になります。
例えば、メールでお客さんの名前を間違えて書いてしまったとします。ミス自体、信頼に傷がついても売上に即刻影響があるわけじゃないので、信頼回復のチャンスがあります。
メールと電話で謝罪して、以降のメールで名刺を確認しながら名前を入力すれば、ミスは防げます。
しかし、クライアントの担当者とその上司に誤った見積金額を伝えて1週間が経ってしまっている場合、話は別です。
クライアントの担当者やその上司だけでなく、クライアントの購買担当や決裁者にまで見積金額は伝わってしまいます。影響範囲は担当者を超えて、クライアント企業の様々な部署にまで及びます。
ミスの重大さは、ミスの影響範囲と比例することが多いです。
名前を間違えた場合と違い、ミスの影響範囲が広い場合は、ミス防止の作業を一人でやるのではなく、上司や先輩を交えて行うことになります。あなた一人が責任を取れる内容でなくなるので、仕事の熟練度が高い人の目で確認する必要があるんです。
ミスの影響範囲によってミス防止の対応策が変わるので、ミスをしたらその影響範囲と改善策の2点を、上司や先輩に報告しましょう。
自分の強みを分析して活かす方法を考える
ミスが続いてるということは、今の仕事で強みを活かせてない可能性があります。ミスを減らして仕事で成功するためにも、今の仕事で活かせる強みを分析しましょう。
強みを活かせないということは、あなtなお力を100%出し切れていないということ。そもそもミスを防いだところで、仕事がうまくいくわけではありません。
ミスを防ぐ一番の理由は、あなたの仕事が成功する可能性を少しでも上げるためです。メールでお客さんの名前を間違えただけで仕事で失敗するなんて、悲しすぎます。
しかしそもそも、あなたの強みを活かせない「向いてない仕事」だと、ミスを防いだところで成功することはできません。
だからこそ、ミスを防ぐのと同時に、あなたの強みを活かすことが重要なんです。
かの有名なピータードラッガーも「成功するには(中略)一つの領域において卓越しなければならない。」と言っています。
Kumaは自分の強みをポジウィルというキャリアコーチングサービスで分析しました。その結果、今の仕事で強みを活かせないことが分かったので、強みをより活かせる環境に身を移すことにしました。
強みの分析の仕方が分からない、自己分析が苦手、という方は、以下の記事でまとめている自己分析を試してみてください。強みを整理して、今の仕事で強みを活かす方法が分かります。
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仕事でミスをしたくない、評価を落としたくない、という新人は確かに多いです。
しかしミスを恐れて挑戦しないと、長期的に成長できずミスを連発し続けることになるので、失敗すること前提に行動し続けましょう。
もし今の仕事を続けたくない、やっていける気がしないと思うなら、早めにキャリアの軌道修正をするのもアリです。
ただ、闇雲に転職してしまうと今と同じように「向いてない仕事」に転職してしまうので、注意が必要です。
Kumaは実際に無暗に転職をしつづけて、強みを活かせない職場で働いていたこともありましたが、4社目までずっと同じことで悩み続けていました。

「今の仕事、向いてなくね・・・?」
そこでキャリアコーチングを受けて強みや向いてる仕事を分析した結果、ようやく向いてる仕事に転職することができました。
向いてる仕事へのジョブチェンジを目指すなら、キャリアコーチングは絶対に必要です。選択肢を広く見直したい方は、以下の記事でキャリアコーチングが何か理解を深めてみてください。
新卒で入社半年たってもミスばかりしてしまうのはなぜ?
新卒で入社半年たってもミスが多い理由は、以下の点が考えられます。
- 経験不足:新卒で入社したばかりの社員は、業務に関する経験が不足しているため、ミスが多くなりがちです。
- 学びの過程:新しいことを学ぶ過程でミスは避けられません。ミスを糧にして成長することが大切です。
- 自信の欠如:自信がないと、自分の判断に迷いや不安が生じ、ミスを誘発することがあります。
- コミュニケーション不足:上司や同僚とのコミュニケーションが不足していると、指示の認識が曖昧になり、ミスにつながることがあります。
- 環境適応:新しい職場環境に適応するのに時間がかかり、精神的なストレスがミスに影響することがあります。
- 時間管理の問題:効率的な時間管理ができないと、作業に追われる状況が生じ、ミスが発生しやすくなります。
対策として、以下のことが役立ちます。
- 積極的に学ぶ:自分から積極的に学び、経験を積むことでミスを減らすことができます。
- フィードバックを受け入れる:上司や同僚からのフィードバックを大切にし、改善に努めましょう。
- コミュニケーションの改善:わからないことは積極的に質問し、指示や期待を明確にすることが大切です。
- 自己管理の向上:時間管理やストレス対処法を身につけることで、ミスのリスクを低減できます。
新入社員のミスはいつまで許される?
会社に入って2年目、3年目になると仕事のミスが少しずつ許されなくなります。
入社して2年目、3年目になると結果を求められ始めたり、実際に周りに結果を残す人が現れ始めます。結果を残してる同期と比べてミスを繰り返すあなたを比べると、どうしてもあなたが「仕事できない人」認定されてしまうので、目を付けられやすいんです。
できるだけミスは1年目の間に潰すようにして、業務の精度を上げていきましょう。
新人で重大なミスをしたらどうしたら良い?
新人で重大なミスを侵してしまったら、迷わず上司に相談しにいきましょう。
重大なミスとは、影響範囲が広いミスを指します。ミスの影響範囲が広ければ広いほど、ミスのコントロールができないので、あなたの手には負えなくなってしまいます。
その点、あなたの上司に相談すれば、より仕事熟練度の高い人が事態を収拾してくれるケースが多いです。人脈や仕事の経験を活かして、被害が拡大する前にミスを取り返してくれます。
逆にミスを隠して、ミスの影響が最大限広がってしまうとミスによる被害が拡大していき、誰にもコントロールできなくなります。会社の売上や信用に傷をつけてしまうと責任問題にもなりかねません。
そうなる前に事態を収拾すべく、重大なミスをしたら上司にまず報告しましょう。
新入社員が仕事で失敗したら、クビになることはあるの?
仕事で数回ミスをした程度で、新入社員をクビにする会社はほとんどありません。
そもそも日本の労働基準法は労働者にかなり優しく、基本的に解雇はできない仕組みになっています。安心して挑戦できる環境とも言えます。
ただし、外資系企業の場合は身の振り方に注意が必要です。外資系企業は「ドライで数字を上げてれば大丈夫」と思われがちですが、決してそんなことはありません。
むしろ日系ベンチャーなどと比べると、外資系企業の方が上司との関係構築が重要です。飲み会への参加は事実上強制で、参加しない人は上司から嫌われて理由をつけて会社を終われるケースも多々あります。ちょっとしたミスを理由に解雇される人もいます。
とはいえ、基本的ににミスをしただけではクビになることはありませんので、安心してください。